
Hello! I’m Yamo !
今回はU-NEXTでしか観られない『チェルノブイリ』をレビューします。
正直、全人類が観ておくべきドラマです。
どんな内容のドラマなの?
1986年にソ連・ウクライナで実際に起きた原子力発電所の爆発事故を描いたこの作品は、
単なる再現ドラマではありません。
そこに描かれているのは、「真実が隠される世界の恐ろしさ」そして、「命を削って戦った人々の姿」でした。
「チェルノブイリの原発事故」が起きたことを知っていても、実際に何が起こったのかまで知っている人は少ないですよね。
原子力発電所が身近にある日本人にこそ観てほしい作品になっています。
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全部で何話?一話あたりの時間は?
チェルノブイリは全5話で構成されています。
一話あたり60分前後になっており、最終話だけ少し長くなっています。
第一話1時23分45秒59分
1986年4月26日未明にチェルノブイリ原子力発電所で爆発が起きる。
責任者の指示通りにトラブルに対処するも事態は改善せず現場では混乱が生じる。
当初、ただの火災だと思われており多くの消防隊員が消火へと向かう。
第二話現場検証64分
翌朝、遠く離れた原子力研究所で高い放射線レベルが確認され、原子力研究者のホミュックがチェルノブイリでの原発事故を知ることに。
一方、チェルノブイリ近郊の病院では搬送された作業員・消防隊員やその家族でいっぱいに。
政府幹部との会議では、適切に事故処理がされ大きな問題がないことが報告される。
第三話KGB61分
事故発生から数日後、入院している消防隊員の妻であるリュドミラはモスクワにある病院をつきとめる。看護師からは絶対に身体に触れないことを条件に面会することを許されるが、、、
原発では火は消し止められたものの、メルトダウンがはじまり世界に危険が迫る。
第四話掃討作戦64分
軍が増員され、避難区域の樹木や地表・動物の駆除が進められる。
原発では爆発によって原子炉の屋根に乗ってしまった黒鉛の除去作戦が検討される。
ロボットを使用した作戦を立て、ドイツへ依頼をするもここでもソ連は放射線量を低く伝え、機械は一瞬で壊れてしまう。
手段が限られる中、ついに人海戦術での除去が計画される。
第五話真実71分
事故から1年以上が経過した1987年7月、シチェルビナ・ホミュック・レガソフの3名は、事故当日の一部始終についての調査結果を法廷で証言する。
最前線で対応を続けていたシチェルビナやレガソフの身体にも変化が起きており、放射線被曝の影響が出始める。
チェルノブイリを観た感想
チェルノブイリ
チェルノブイリ
2019年
1話60分〜70分 全5話
ドキュメンタリー系
ハマり度
衝撃度
ドキドキ度
おすすめ度
圧倒的な緊張感とリアリティ
ドラマは爆発事故の直後から始まり、その後の数日、数週間、そして数年のストーリーです。
最初の印象的なシーンは、被曝した消防士たちのシーン。建物の外まで飛散していた黒鉛をなにかわからず持ってしまった消防士は直後から放射線によるやけどの状態になります。非常に高い放射線量にも関わらず、ただの火災だと思っていた消防士たちが大勢被曝してしまいます。
数日経過すると、皮膚が焼けただれ、次第に命を落としていく姿は、フィクションとわかっていても見るのが辛いかもしれません。
でも、それは「誇張された演出」ではなく、現実にあったことなのです。
「嘘」が人を殺すという現実
このドラマの中で印象的なセリフがあります。
「嘘の代償は何か。それは、真実。」
チェルノブイリ事故では、真実を隠し、都合の悪い情報を改ざんする国家の体制が、多くの人々の命を奪いました。
初期対応にあたった科学者レガソフの苦悩と葛藤は、原子力だけでなく、現代社会に生きる私たち全員に向けた問いかけのように感じられました。
ドラマを観るというより、「歴史を知る」体験
『チェルノブイリ』は全5話で完結していますが、その濃度は映画数本分。
画面の色彩は灰色がかっていて、セリフも少なめ。
それなのに、緊張感と恐怖は常に張り詰めていて、目が離せません。
放射線という目に見えないものに立ち向かうシーンでは、恐怖感のある効果音が当てられており、緊張感はさらに高まります。
最後の法廷シーンでは、事故の技術的な原因だけでなく、「なぜそれが起きたのか?」という構造的な問題まで語られます。
そこで明らかになるのは、人災の本質と、個人の勇気の重みです。
なぜ「全人類が観るべき」なのか
このドラマは、「原発」に関心がある人だけのものではありません。
- 組織の中で「真実を言うこと」の難しさ
- 正義が嘘に隠されそうになる現実
- 責任がうやむやになる社会の構造
これらは、現代のどこにでもある問題です。
だからこそ、”この作品はすべての人が観る価値のある「歴史の記録」”なのです。
まとめ:『チェルノブイリ』を観ることは、過去を知り、今を考えること
『チェルノブイリ』は観ることは、
真実を知ること、それを語り継ぐこと。
そして、同じ過ちを繰り返さないこと。
そのためにも、このドラマは全人類が観るべき作品だと、私は思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また!
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